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『ふしぎな図書館』村上春樹×佐々木マキ
私の幼少期の一時代を気付いた絵本作家のツートップのうちの一人、佐々木マキが挿絵を手がけた本書。
本屋の文庫新刊棚を眺める私の目に飛び込んできた羊男は、今も昔と変わらぬ佐々木マキの不思議空間の片鱗を感じさせてくれ、私は即本書を手にとってレジへと持っていった。

佐々木マキはかなりお気に入りだったけれども、村上春樹は読んだ事がなかった。そしてそんな私なんぞが言うのもなんだけど、村上春樹のすごさが分かった。
完全に佐々木マキを活かしきれているんだわ、これが。

どういう敬意で本書の企画が上がったのかは知らないし、どういう形態でこの二人が本書を手がけたのかも知らない。また、氾濫したコラボレーションという言葉の持つ真の意味の何たるかについては、ここでは語らないことにする。それにしても本書はまるで、佐々木マキを研究した村上春樹が文章を書きその文章から佐々木マキが世界を切り出した様で、そこにあるのはただ小説が書かれてイラストレーターが挿絵を載せただけではない、完全な世界があった。

靴屋が靴屋で一生を終えるのに悔いがないとき、向かいで繁盛しているパン屋さんが自分の生活に苦悩していないとは分からないし、そのことに悔いは存在しない。


ふしぎな図書館 (講談社文庫 (む6-33))ふしぎな図書館 (講談社文庫 (む6-33))
(2008/01)
村上 春樹、佐々木 マキ 他

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【2008/01/22 01:07】 | こむじゅの本棚 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
原作の世界感をばっちり表現してるってすごいね。
たぶん原作本を相当熟読してから挿絵に担当したんだと思うよ。
【2008/01/30 23:44】 URL | KOGAです #cXE0NL5U[ 編集] | page top↑
プロって~やつぁ~表現力だけでなくて、読み取る力とか感受性も優れてるんだわね。
【2008/02/01 23:38】 URL | こむじゅ #-[ 編集] | page top↑
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